そう言われて、頬を触ると絆創膏が貼られていた。
「ありがと!」
「別に。それに、こっちこそ、あ…りがと。あのままじゃやられてたわ。」
そう言ったと思ったら、ふいっと席に戻ってしまった。
…なんだ、可愛いとこあるじゃん。
くすっ、と笑うと、麻里奈は顔を真っ赤にして伏せた。
あの日から麻里奈は本性を隠すのはやめたらしく、ぶりっ子から一転、つんつんになった。
派手な化粧もやめている。
「ただいま。ねぇ、麻里奈にどんな心境の変化があったの?」
そう祐也達に聞いてみると、笑った。
「ここだけの話だけどよ、あの後すげぇ反省しててさ。あいつ、栞ちゃんみたいになりたいっつったんだよ。」

