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朔夜の背中から緊張感が漂う中、倉庫に着いた。シャッターは壊れていて、中からぶつかり合う音がする。
冷や汗が止まらない。戦うのが怖い、とかじゃなくて。
知っている人と、元仲間と戦うのが今になって少し怖い。
中に入ると、そこは血の匂いがして。倒れている人が沢山いた。
こういうのは何度か見たことある。けれど、その時は眺めていただけ。
わけが違うんだ。
ぐっと拳を固めると、
「行くぞ。お前は、ここで下っ端の数を減らせ。俺は祐也と戦う。」
「うん…!」
そう言って、朔夜は殴り、蹴り倒していく。
それに続くように、私も下っ端を容赦なく倒していく。
中には、「栞さん…」なんて、難しそうな顔をして、こっちも苦しくなった。
ごめんね。
私のせいで沢山の人に迷惑掛けたね…。

