でも。
突然鳴ったスマホ。
着信音だから、相手を見るとそれは朝陽からだった。
心配でもしてくれたのか。
「朝陽か、「おいっ!朔夜!今、白牙が攻めてきた。急いで来てくれ!数の桁が違う!」
電話越しに、殴り合う音が聞こえる。
「まじかよ…。今、どんな状況だ?」
「押されてはないが、お前が居ないとこのままじゃ危ねぇ。栞ちゃんも、来れるか!?」
話の内容をなんとなく理解した栞は首を縦に振り急いで準備を始めた。
「今すぐ向かう。それまで頼む。」
栞と急いで家から出る。マンションの駐車場を探す。
「それ、お隣さんのバイク!「とりあえず乗れ!後でちゃんと返す。」
運良く鍵も付いている。急いでバイクを走らせた。

