朝陽が警察に連絡し、すぐに来た。警察に連れて行かれるあいつは、昔のままで変わっていない、何も映さない目をしていた。
「さよなら…。お父さん。」
どんなにおかしくったって、憎くったって、私の唯一のお父さんだから。
落ち着いて冷静になると、悲しくなってくる。少し震える体をそっと抱きしめてくれる。
朔夜はいつだって優しくて。すぐに気付いてくれて。
支えてくれたのは皆だった。
倉庫に戻って、幹部室にはいる。
「助けに来てくれて、本当にありがとう。まだ、皆に話してないこと…ちゃんと言う。」
それから、私は朔夜に話したように皆にも話した。いつもはふざけあってる皆も、真剣に聞いてくれて。涙がでそうになれば、朔夜が背中をさすってくれた。

