「しおりっ!!!」
ドアがおもいきり開き、大好きな人が視線に入る。
そう思うと、同時に抱きしめられた。
「栞っ!大丈夫か?」
「…っ。もう、会え、ないかと思ったの。怖かった…!」
泣きながら抱きつくと、優しく背中をさすってくれる。
「もう何が何だか分からなかったぜ?」
「俺たちも、仲間として栞ちゃんの過去が知りたいよ。」
周りには、困ったように笑う皆がいた。そうだ…まだ皆に話していない。
「ごめん…皆に迷惑かけたね…。」
「迷惑なんて思ってないよ。仲間なんだから。」
「っ!本当に、ありがとう。」
「いや、まだダメだ。早く警察に連絡するぞ。」
「あいつは…!?」
「殴って気絶してる。」

