闇に染まった真実。





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俺は小さい頃からお母さんしかいなかった。いつだってお母さんは暗くて人形のようで、怒ると暴力を振るうこともあった。

それでもご飯は作ってくれたし、ちゃんと育ててくれていた。



小さい頃はわからなかったけど、大きくなるにつれて分かったんだ。


お母さんはうつ病だって。

理由はお父さんと離婚したことだと思う。


お母さんはなにも喋らないから、なんでお父さんと離婚したのかも分からない。

そんな俺にも唯一幼稚園からの友達がいた。そいつの名前は優斗。


優斗はかっこ良くて、頭が良くて全て完璧だった。

家に帰るのが嫌な時は、一緒に遅くまで遊んだり、泊まらせてくれたりした。