闇に染まった真実。





平穏過ぎる毎日にも変化が起きた。



「栞ちゃん一人暮らししてみるかい?」



おばあちゃんがそう言ったのだ。


嬉しいけど、私は迷惑だった?
おばあちゃんは私のこと嫌いになっちゃった?



そんな風に戸惑っていると、おばあちゃんは言った。



「栞ちゃん、勘違いしないでね?栞ちゃんは家事もできるし、もう高校生になるからどうかなって思っただけだから。」



「どうしよう、嬉しい。一度一人暮らししてみたかったの。」


少し大きい声を出すと、おばあちゃんは優しく笑った。



「栞ちゃんのそんな嬉しそうな顔、初めて見たよ。部屋とか一応調べたんだけどそこでもいいかい?お金は心配しなくていいからね。」


ホントにありがとう。おばあちゃんは闇の中にいた私を助けてくれた。
今、凄く幸せだと思ったの。愛で満たされていると感じたの。


「おばあちゃんホントにありがとう。」


そう言うと、おばあちゃんは今までのとびきりの笑顔で頑張ってねと言ってくれた。

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