ここは2階の奥から3番目の部屋。だから階段が少し遠い。
早く逃げなきゃという恐怖で、足が震えながらも1段飛ばして駆け下りた。
最後の2段を降りようと思った時、体が前に倒れた。そう、私は突き落とされたのだ。
気づいた時には、倒れていて。頭が朦朧として、視界が歪む。
そんな私をみて、不気味に笑ったお父さんは、私を持ち上げソファに落とした。
体は動かなくて、逃げたいのに逃げられない。じりじりとお父さんが迫ってきて、私の腕をつかんだ。
服の中にお父さんの冷たい手が入ってきて。ゴツゴツした手が凄く気持ち悪かった。
やめてと何回言っただろうか。泣きじゃくりながら必死に抵抗しても殴られた。

