闇に染まった真実。




はぁ…軽く深呼吸をする。もしかしたら軽蔑されるかもしれない。


でも、信じてるから。知りたいって言ってくれたから。


そして何よりも、好きだから。


好きだから、知ってほしい。全部、話したい。



「大丈夫。ゆっくりでいいから。」


そう言って優しく微笑んでくれる朔夜がいるからきっと大丈夫。



前に進むために。ちょっとだけ勇気をだしてみる。



少し歩いたからここには私と朔夜の二人だけで。夜の海に、私の声だけが小さく響いた。