「着いたぞ〜!」
そう言った朔夜の声でバイクからおりると海が見えて。
どこまでも青くて、ふわりと潮の香りが心地いい。
「そういえば今日何人きてるの?」
「だいたい来てる。まぁ、暇な奴来いって言ったからな。」
だからこの人数なのか、あまりにも多すぎるなって思ったんだ。
「とりあえず朝陽んちの別荘いくぞ。」
……は?
「は!?どういうこと?聞いてないんだけど!!」
「うるせぇ、ゆっくり喋れ。」
そんなウザそうに見ないでよ。
しょうがないじゃん!聞いてないもん!
朝陽の別荘ってなに?お金持ちなの!?
聞きたいことがあり過ぎて、訳わかんない。

