「兄ちゃん」


「ん?」


「水が冷たい。」


「氷水だからな。」


「そう言う事言ってるんじゃないよ!」


「大丈夫だ、水も滴るいい男だよ。」



赤月は空になったペットボトルを投げつけてきた。