叔父は、ワハハ、と笑って
「深刻に考えなくていいんだよ、何も、女の子に触ったから絶対面倒見なきゃ、なんて。
そのうちさ、どうしたって女の子の方から『深町さんでなければダメなの』って子が
出てくるさ。」と、冗談混じりで叔父は言うので、シュウは可笑しくなった。
「叔父さんだって深町さんじゃん...あ、そんな事言われた事あるの?」と
シュウはからかい半分にいうと、叔父はまあ、半分まじめ、半分冗談のような顔で
「まあ、あるな。しょっちゅうあるさ。でもな、ほとんどの女の子は誤解してるんだよ。
僕を見ていない。その女の子の中にある『愛の偶像』を、僕に重ねてみてるだけだよ。
そういう時期が誰にでもある。まあ、悪い男はそれを利用して女の子を弄んだりするけどな。
悪い女も同じだ。」
ふーん、と、シュウはこの叔父さんの妙なところが好きになった。
ちょっと変わってて、でも、ユーモアのある....。



