藤くんが今日も冷たい件について(仮)【完】

私は藤くんの右肩を掴みながら歩いている。
幸せすぎて泣ける。



「ねぇ、藤くん」



「何?」



「いつから気づいてた?」



「最初っから」



「じゃあ、初めっから優しくしてくれればよかったじゃん」




「…そういうこと言うなら俺もう引き返そうかな〜」




「あ〜!うそうそ!嘘です〜」