藤くんと半分ずつ仲良くワークを分け合い、教室へ続く廊下を歩いていく。
ただやっぱり機嫌悪そうな気が…
私は藤くんの顔をチラッと盗み見る。
「今日、朝玄関いなかったな」
「ええ?あ、そうそう。酒井先生に話があって」
あはは…と笑ながらごまかす。
ごまかす?
いやいや、これは嘘じゃない。
決して嘘ではない。
「ふーん。話って席替えのこと?」
「うん。そうそう。ってえええ?なんでそれを!?」
「つーか、あんな大声で話してたら外まで筒抜けなんだけど」
そっか……私は知らず知らずの間にそんなに声を荒げていたのか。
「なんで今更席替え?」
「へ?」
「だからなんでそんな急に席替えがしたくなったんだよ」
「えっ、そ、それは…あ、ほら、あの、藤くんと隣になれたらいいなーって思って!」
嘘じゃない。これも嘘ではない。
少なからずもそういう下心はあったのだから。
「ふーん。俺はやだけど」
そう言って、長い足で歩みを速める。
そうすると、私は追いつけないじゃないか。
「ま、待って〜!!」
ただやっぱり機嫌悪そうな気が…
私は藤くんの顔をチラッと盗み見る。
「今日、朝玄関いなかったな」
「ええ?あ、そうそう。酒井先生に話があって」
あはは…と笑ながらごまかす。
ごまかす?
いやいや、これは嘘じゃない。
決して嘘ではない。
「ふーん。話って席替えのこと?」
「うん。そうそう。ってえええ?なんでそれを!?」
「つーか、あんな大声で話してたら外まで筒抜けなんだけど」
そっか……私は知らず知らずの間にそんなに声を荒げていたのか。
「なんで今更席替え?」
「へ?」
「だからなんでそんな急に席替えがしたくなったんだよ」
「えっ、そ、それは…あ、ほら、あの、藤くんと隣になれたらいいなーって思って!」
嘘じゃない。これも嘘ではない。
少なからずもそういう下心はあったのだから。
「ふーん。俺はやだけど」
そう言って、長い足で歩みを速める。
そうすると、私は追いつけないじゃないか。
「ま、待って〜!!」


