藤くんが今日も冷たい件について(仮)【完】

「正解はねー」


!?


純粋な隼人くんの口からそんな卑猥な言葉私は聞きたくない!!



「待っーー」


「"時間"だよー」


「……へ?」



じかん……?


好きな人といるとすぐたってしまうものって……時間!?


まぁ確かにそうかもしれないけど。


そっか。時間ね。時間……


なんだ時間だったのか。



「クククッ……」



私の背後で何やら妖しい笑い声が聞こえた。



「ぶははッ……お前、何だと思ってたの?」



後ろを振り向くと影山修二が洗濯物を畳みながら、目尻に溜まった涙を拭うような仕草を見せ、体を捻じ曲げ大笑いしていた。



「なに想像してたんだよ。スケベ」


「スス、スケベって!!私は別になんの想像もしてない!!」


「スケベ〜スケベ〜」



隼人くんも便乗して楽しげに声を上げる。


悪ノリひどすぎでしょ!


もうこの影山兄弟、誰かなんとかしてーーー!!!