藤くんが今日も冷たい件について(仮)【完】

靴を脱ぎ、短い廊下を抜けるとカウンターキッチンがあるリビングへと案内された。


想像していたよりも整理が行き届いているようでとても綺麗で、家具とかも今はやりの北欧風でなんだかおしゃれだった。



「あ、そうだ。これ」



私は手に持っていた紙袋を影山修二に渡した。


私の大好きなプリン。



「どしたの?川嶋のくせに気が利くじゃん」


「アンタ、私を一体何だと思ってんの?」



そんな私の話を聞いているのかいないのか、スルーで紙袋の中を覗き込む。



「おっ。プリンじゃん。隼人、よかったな」



「わーい!プリン!おばちゃん、ありがとう!」



「だーかーらー、おねえさんでしょ!!」