*** 「ここか」 私はケータイに示された地図を片手に影山修二のお家へと辿り着いた。 マンションではなく二階建てのアパートタイプのお家。 それほど古いわけでもなければ、ものすごく新しいわけでもなさそうな、そんな建物だった。 2階のようだったので階段を登る。 片手には大好きなお店で買ったプリンが入った袋を持っているので、その反対側の右手でインターフォンを押した。 ーーピンポーン