「でね、お昼の時にね」
「………」
「麻美さんと話してたらね」
「………」
「って藤くん、聞いてる?」
私は藤くんの顔を覗き込む。
「それ、俺が聞かなきゃいけない話?」
「藤くんには全部話したいのー!」
私は頬を膨らます。ちょっとぶりっ子みたいでキモいけど。
「……はいはい。わかったよ。で?」
そんな私に藤くんも降参したようだ。
「あ、えっとね、その時また隣の影山修二がガッって前の机蹴ってたんだよ」
「……影山?」
藤くんの足がピタッと止まる。
「ほんと野蛮で怖いよね……って、藤くんどうしたの?」
「………」
「麻美さんと話してたらね」
「………」
「って藤くん、聞いてる?」
私は藤くんの顔を覗き込む。
「それ、俺が聞かなきゃいけない話?」
「藤くんには全部話したいのー!」
私は頬を膨らます。ちょっとぶりっ子みたいでキモいけど。
「……はいはい。わかったよ。で?」
そんな私に藤くんも降参したようだ。
「あ、えっとね、その時また隣の影山修二がガッって前の机蹴ってたんだよ」
「……影山?」
藤くんの足がピタッと止まる。
「ほんと野蛮で怖いよね……って、藤くんどうしたの?」


