「美波、おはよう。ってアンタもう学校行くの？朝ごはんは？」



私は猛スピードで学校へ行く準備をした私は玄関で母に話し掛けられた。



「今日はいいや。ごめん。行ってきま〜す」


「えっ、ちょ、ちょっと」



私はお母さんの言葉を他所に、勢いよく玄関の扉を開けた。


お母さん、ごめんなさい。


お母さんの作る朝ごはん大好きです。


でも今日はどうしても昨日のことが気になって、気になって、いてもたってもいられなかった。


わたしは足を急がせる。