藤くんが今日も冷たい件について(仮)【完】

「そいつはさ、」


藤くんは言葉を続ける。



「毎朝、下駄箱んとことで俺のこと待ち伏せするし」


「…………!」


「バカだから先生から放課後に一人で課題やらされてるし、

遠足ん時は足が痛いくせに我慢してるし、

俺の理想に近づきたいからって他の男と仲良く勉強してるし、

雨の日には俺の傘に入ってくるし、

花火大会一緒に行ったら一人迷子になってるし、

廊下でプリントぶちまけててそれを手伝ってやったら、今度は俺も一緒に部屋に閉じ込められるし」


「藤くん、それって………」