「俺の好きなヤツはーーーー」
目の前にいる藤くんは私の腕を掴んだまま、話をし始めた。
これからどんな惚気話が待っているのか。
………いやだ。
本当に聞きたくないよ。
私は目をギュッとまた瞑った。
「俺の親友の彼女だった」
「……え、………そうなんだ…」
親友って……浜井くんかな。
って、話の入りからして、結構重たい感じなんだけど。
藤くんって、もしかして切ない片想いでもしていたのかな……
「でもあっと言う間に別れて何だかよく分かんねえけど、ソイツは今度は俺に猛アピールしてくるようになった」
「………へー…………」
と聞きつつ、両腕は離してくれない。
藤くんの好きな人の話を聞きたくもないのに聞かされているだけなのに
思ったよりも近い距離で
心が揺さぶられてしまう。
心臓の音が藤くんにも伝わってしまうのではないかと思う。
目の前にいる藤くんは私の腕を掴んだまま、話をし始めた。
これからどんな惚気話が待っているのか。
………いやだ。
本当に聞きたくないよ。
私は目をギュッとまた瞑った。
「俺の親友の彼女だった」
「……え、………そうなんだ…」
親友って……浜井くんかな。
って、話の入りからして、結構重たい感じなんだけど。
藤くんって、もしかして切ない片想いでもしていたのかな……
「でもあっと言う間に別れて何だかよく分かんねえけど、ソイツは今度は俺に猛アピールしてくるようになった」
「………へー…………」
と聞きつつ、両腕は離してくれない。
藤くんの好きな人の話を聞きたくもないのに聞かされているだけなのに
思ったよりも近い距離で
心が揺さぶられてしまう。
心臓の音が藤くんにも伝わってしまうのではないかと思う。


