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って何じゃこりゃーーーー!!!!
金とるんかい!


と思いつつも、


そんな藤くんのことが可愛いと思ってしまっている私はもう変態の域を越えているのかもしれない。


私は嘆息を漏らしながら自分の机の上に突っ伏した。


そのまま顔を左に傾けるとお気に入りのチェストの横にある紺色の雨傘が目に入った。


いつぞやかの雨の日に貰った傘。


あれから私の宝物になっている。


今日もらったプリンもなんだか胸がいっぱいで勿体無くて…


今日は食べられそうにないや。