「ーーーということで無理です」



私はそう断言する。



「はい、じゃあ次リレーのメンバー決めまーす!」



しかし、そんな私の気持ちとは裏腹に内田さんは私の名前を既に黒板にはっきりとした字で書き、次の行程へと進んでいた。



「待って!本当に無理なんだってばーーー!!!」