藤くんが今日も冷たい件について(仮)【完】

「…影山とここで密会してたんだってな」


「へっ!?何それ!?」


「浜井から聞いた」


もしかして藤くんの親友浜井くんにここに来てたこと見られてた?
てか浜井、チャラ男のくせに何藤くんに告げ口してんの!
アイツこれからゴシップって呼んでやる。心の中でだけど。


「何?お前らってデキてんの?」


「なっんなわけないじゃん!
私はここで影山修二とテストに向け一生懸命勉強を…はっ!!」


私は口を抑えた。


「…まぁそんなことだろうとは思ったけど」


藤くんが近寄って来た。

その気迫に後ろに2歩、3歩後ずさりしてしまう。

私の背後にある本棚に踵が触れた。