藤くんが今日も冷たい件について(仮)【完】

「嘘……」


私はテストを持つ手を若干震わせていた。


「影山修二!見てみて!!」


私は席に戻ると隣にいる影山修二に声をかけた。

影山修二は私の手にあるテストの右上に書かれた数字を見て言った。


「……ってお前、72点ってそれどうなの?」


「だって私、今まで数学で50点以上とったことなかったんだよ!」


「…お前って本当にバカだったんだな」


「影山修二は何点だったの?」


「98」


「マジ!?」


コイツもしかして天才?


「つーか、今回範囲も狭かったし、そんな難しくなかっただろ。教え甲斐のないヤツ」