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放課後、図書室。
私は影山修二と待ち合わせをしている。
我が校の図書室は2階の渡り廊下を渡ってすぐのと教室とは離れた場所にある。
おまけに図書委員が当番を決めていつも常駐しているものではなく図書の管理をするパートのおばちゃんのような人がいたりいなかったりした。
そのためか図書室を利用する生徒はほとんどいない。
だからこそ私はこの場所を選んだ。
この計画は藤くんにバレてしまっては元も子もないのだ。
藤くんは私のことをバカだと思っているのはバカなりにわかっている。
だからこそ!
数学のテストでいい点をとって「お前、頭いいんだな。見直した。好きだ」と言ってもらう作戦。
我ながらよく出来た作戦だ。


