オフィスの華には毒がある

「あ……合意の上だったの?悪い、邪魔した?」

平然とのたまう、アンクルチェリー(もう、何が何だか)。


「いえ、別にいいですけど……」


合意の上な訳ないじゃん。

怖かったよ、強引で。

あれじゃあまるで……


「見知らぬ人にナンパされて無理矢理レイプされちゃうとこみたいだったから」


そうそう、そんな感じ!って、何を合点してるんだ、わたしは。


「斉木くんはそんな人じゃありませんよ」


目の前の冴えないアンクルチェリーへの謎の対抗心から、斉木くんを庇うような発言をしてしまったけど、本当は、斉木くんへの不信感でいっぱい。


人を待たせてる、って何よ。

わたしに会いたくて飲み会切り上げてきた、みたいに言ってたけど……。

なんか、変。

「職場戻るけど。遠藤さんどうする?」


考えるわたしをよそに、 しれっと聞いてくる嶋本主任。