オフィスの華には毒がある

「…………」


当然、と言えば至極当然な反応なんだけど。

主任があからさまに困って黙り込んでいる。


沈黙が痛い。
耳だけじゃなくて、しんとした空気が身体中に刺さるみたい。


わかってるよ、わかっていたんだよ。


前に進むために当たって砕けるつもりで来たんだから。

だけどいざその身になると、急に辛い。


身の程知らず、とか。
いや、今まで散々ぶつくさ言ってきた相手じゃん、とか。

全く相反する感情に翻弄されまくるわたし。


何か言ってよ、とも思うし何も聞きたくないとも思ってしまう。


ああもうぐちゃぐちゃでどうにかなりそう。




「……ごめん」



沈黙を破ったのは、主任の言葉……。