オフィスの華には毒がある

「…………」


いやいやいや。黙りこんじゃってますけど。まさかの図星じゃないでしょうね?!


「歳の離れた姉が二人いるせいかさー……女子的な匂いでもするのか知らないけどさー……わりと群がるよね、俺の回り」


……マジか。


「そうするとさー、色々面倒でしょ?ちょっとダサい格好しとくだけでそういうのが防げるならやるでしょ」

……なにそれ……敢えての?分かった上での??作戦としての、『冴えない風』ってこと?!

これ、もしかして主任の壮大なボケで、ここは爆笑すべきとこなんじゃないの?なんて。


「なんか、喋りすぎちゃった。酔っ払いってやーね。内緒ね、遠藤さん」


……おネエ疑惑噴出。とか、脳内で茶々でも入れないととわたし自身も何だかバランスが取れなくて。