オフィスの華には毒がある

……うーん。
お経のような調子で続くそのとりとめのない話、どうやら全体像が見えてきたような。


「話変わるけど、塩井くん作文とか苦手だった?」



「作文……印象的なのは小学四年生のとき、遠足の作文で朝起きたところから順に書いていったら作文用紙14枚にのぼる壮大なストーリー長編となり、担任に『力を入れる方向性が違う』と言われた思い出くらいですかね」


……なるほど。よく分かります。小学四年生の塩井少年が目に浮かぶわ。


「分かった、ありがとう。んじゃ、戻ろうか?爆弾仕掛けてあるかもしれないんでしょ?」


「比喩ですよ、比喩。そんな事件起こるわけないじゃないですか。遠藤さん、意外と天然ですね」


いや、どっちがーーーーーー?!
つっこむの疲れるから放置するけど。