オフィスの華には毒がある

……ラインのトークはまだまだ続いて、どんどん違う話になっていたようだけど……えぇとこれはつまり……


「あ、読み終わりました?これ昨日の会話です。悪質な賭けをしたことは本当に謝ります。でもあいつら本当にいつもこんなノリで」


……まぁ、イメージ通りだけど。


「さらっと宣言してみたら、こんな感じでした。俺も、回りくどいことしなきゃ良かったなーなんて、今更後悔してます。そしたら、無駄に那奈さんを傷つけることもなかった」


なんとも答えようがなくて、着てきた楊柳コットンのワンピースをちりちりといじる。


「……そんなわけで。本当に、騙すつもりもないし、本気で好きだっていうことがわかってもらえれば俺はそれでいいです」


……て言うか、さっきから。
言葉でも、ラインでも。

本気で好きだのなんだの、言い過ぎだって。