その後の狩りはさくさくと進んだ。
欲しい素材がそこそこ集まったところで、狩場をあとにして街へ戻る。
帰りの道すがらイリーナが切り出した。
『そういえばHARU、引越し終わってどう? 新生活は慣れた?』
『ああ、まだ家の中はダンボールだらけだけどな』
HARUは仕事の関係で地方から都内へ上京してきたばかりだ。
引越しの間、しばらくネットに繋げられないからといって、ゲーム内に顔を見せなかった期間が2週間。
この間、私がどれだけ寂しい思いをしたことか。
すると、イリーナは可愛らしいキャラクターをぴょこぴょこと動かしながら、私たちに提案してきた。
『せっかくHARUも東京近郊に引っ越して、みんな近場に住んでるわけだし、オフ会してみない?
もう2年の付き合いになるんだから、そろそろ顔見て話すのもいいんじゃないかしら?』
オフ会――
それはゲームの枠を超えて、現実世界で顔を合わせ、交流すること。
間髪入れず、HARUが同意した。
『いいね』
一方の私はというと、正直躊躇っていた。
どうしよう。女だってことがバレる。
ただの『女』じゃない。
『たいして可愛くもない女』だ。
でも、HARUに会うことができるチャンスだしなあ……。
欲しい素材がそこそこ集まったところで、狩場をあとにして街へ戻る。
帰りの道すがらイリーナが切り出した。
『そういえばHARU、引越し終わってどう? 新生活は慣れた?』
『ああ、まだ家の中はダンボールだらけだけどな』
HARUは仕事の関係で地方から都内へ上京してきたばかりだ。
引越しの間、しばらくネットに繋げられないからといって、ゲーム内に顔を見せなかった期間が2週間。
この間、私がどれだけ寂しい思いをしたことか。
すると、イリーナは可愛らしいキャラクターをぴょこぴょこと動かしながら、私たちに提案してきた。
『せっかくHARUも東京近郊に引っ越して、みんな近場に住んでるわけだし、オフ会してみない?
もう2年の付き合いになるんだから、そろそろ顔見て話すのもいいんじゃないかしら?』
オフ会――
それはゲームの枠を超えて、現実世界で顔を合わせ、交流すること。
間髪入れず、HARUが同意した。
『いいね』
一方の私はというと、正直躊躇っていた。
どうしよう。女だってことがバレる。
ただの『女』じゃない。
『たいして可愛くもない女』だ。
でも、HARUに会うことができるチャンスだしなあ……。



