「あはははは!」
あまりの情けなさに、私はお腹を抱えて笑ってしまった。
あーあ。せっかく、ときめいたのに。
景斗のこと、今までにないくらい魅力的で、好きかもしれないって思ったのに。
全部台無しだ。
やっぱりどんな格好をしても、景斗は景斗みたいだ。
「もう無理しなくてもいいよ? あっはははは」
しゃがみ込む景斗の肩をバシバシと叩きながら、思いっきり笑った。
景斗が情けない顔で上目遣いをする。
「ちょっとはドキドキしてくれた?」
「ううん、ぜんっぜん」
それを聞いた景斗は、がっくりと膝に顔を落とした。
嘘だよ。すごくドキドキした。
でも、そんなこと言ってやらない。
だって、情けない姿を見せる景斗に安心してしまったから。
景斗が景斗でよかった。
私が好きな景斗は、不完全で、あがいていて、みっともない
けれど、一生懸命さに手を差し伸べたくなる、そんな人。
躊躇なく私を抱きしめる景斗なんて、つまらない。
あまりの情けなさに、私はお腹を抱えて笑ってしまった。
あーあ。せっかく、ときめいたのに。
景斗のこと、今までにないくらい魅力的で、好きかもしれないって思ったのに。
全部台無しだ。
やっぱりどんな格好をしても、景斗は景斗みたいだ。
「もう無理しなくてもいいよ? あっはははは」
しゃがみ込む景斗の肩をバシバシと叩きながら、思いっきり笑った。
景斗が情けない顔で上目遣いをする。
「ちょっとはドキドキしてくれた?」
「ううん、ぜんっぜん」
それを聞いた景斗は、がっくりと膝に顔を落とした。
嘘だよ。すごくドキドキした。
でも、そんなこと言ってやらない。
だって、情けない姿を見せる景斗に安心してしまったから。
景斗が景斗でよかった。
私が好きな景斗は、不完全で、あがいていて、みっともない
けれど、一生懸命さに手を差し伸べたくなる、そんな人。
躊躇なく私を抱きしめる景斗なんて、つまらない。



