え!?
驚いた私が立ち止まると、景斗は私の正面に回りこんで、向かい合う形で私の身体を覆った。
耳元に唇を寄せて囁く。
「いつまでしらばっくれるの? ユウさん」
吐息が首筋を掠めて、私は漏れそうになった声を必死に飲み込んだ。
「……なんのこと?」
「ちゃんと態度で伝えないとわかんないかな」
ぐいっと引き寄せられ、景斗と正面からぶつかりそうになり、慌てて彼の胸に手をついた。
私の身体を支える景斗の腕は力強く、完全に触れ合ってしまった腰の感触に鼓動が高鳴る。
咄嗟に彼の身体を手で押し返し、距離を取ろうとした私に、景斗は悲しげな声を漏らした。
「僕じゃダメってこと?」
「そ、そういう意味じゃ……」
だって、急にこんなの、反則だ。
突然こんなことされたら、誰だって驚いて拒む。
ましてや相手が景斗だなんて。
私の知る景斗は、こんなことするはずがない――
心の準備が、これっぽっちも出来ていない。
驚いた私が立ち止まると、景斗は私の正面に回りこんで、向かい合う形で私の身体を覆った。
耳元に唇を寄せて囁く。
「いつまでしらばっくれるの? ユウさん」
吐息が首筋を掠めて、私は漏れそうになった声を必死に飲み込んだ。
「……なんのこと?」
「ちゃんと態度で伝えないとわかんないかな」
ぐいっと引き寄せられ、景斗と正面からぶつかりそうになり、慌てて彼の胸に手をついた。
私の身体を支える景斗の腕は力強く、完全に触れ合ってしまった腰の感触に鼓動が高鳴る。
咄嗟に彼の身体を手で押し返し、距離を取ろうとした私に、景斗は悲しげな声を漏らした。
「僕じゃダメってこと?」
「そ、そういう意味じゃ……」
だって、急にこんなの、反則だ。
突然こんなことされたら、誰だって驚いて拒む。
ましてや相手が景斗だなんて。
私の知る景斗は、こんなことするはずがない――
心の準備が、これっぽっちも出来ていない。



