あの日、あたしは委員会で遅れて倉庫に行ったんだ。



ガラッ



『あ、れ?みんないない。上かな?』


あたしでもわかった、倉庫の空気がピンッと張り詰めていることくらい。



嫌な予感がしたんだ。



ガチャ



『みんなー、きたょ……。』



扉をあけたら汐梨がボロボロで泣きながら震えてた。



『え?しぉちゃん?どうした「来ないでっ!」』



汐梨があたしの言葉を遮り言った



汐梨「みんながいないと、殴ったり蹴ったりしてくるくせにっ!」



あたしは何のことかわからなかった



だって、してないしね?



『そんなこと、あたししてないよ?
どうして嘘つくの?』



「おい、お前最低だな」


「ほんと、嘘つくとかありえませんね」


「あぁ、お前がそんなやつだったなんてな見損なった」


「ゆぅちゃんがそんなこだったなんて」


『まって!あたししてないってば!』