教室に戻るのめんどくさいなー、

ジュースでも買いに行くか。


あたしは、ジュースを買いに行ったことを後悔するなんて思っていなかった

















チャリン

ガコッ


ふぅ、屋上でも行こっかな


そう思って角を曲がったところだった


ドンッ


『いった、』


ぶつかっちゃった


『あの、だいじょ……』


顔を見て後悔した、汐梨だったから


汐梨「うぇ、ひっく、うぅ」


そこまで泣くこと?


しょうがないから持っていた絆創膏を渡そうとしたとき


聖「おい、汐梨走ったあぶな……
って、おい!大丈夫か?」


やばい、どうしよう。


汐梨「ひ、聖ぃ、柚ちゃんが姫をやめろって、うっ」


ギロッ


聖「おい、てめぇまだ懲りてねぇのか!
いつまで汐梨をいじめる気だ!」


あぁ、やっぱりこうなるんだ。


『あ、あたしは角を曲がったらぶつかっ』


翠斗「っ、汐梨どうしたの?」


あ、みんな揃っちゃった


聖「こいつが、こかして姫をやめろって言ったって」


『だ、だからちがっ』


翠斗「さいってい、」


倖羽「ほんと、言い訳とか見苦しいよ」


優羽「そうだよ、誤りなよ」


音矢「……見損なった」


『ぶつかったのは謝る、ごめんなさい。
でも、いじめはしてない!』


聖「てめぇ、ふざけんぢゃねぇ!」


ドンッ


『いっ』



押された、の?



聖「つくづく最低だな」