ヒーローになりたかった

プルプルと震えたままゆっくりと立ち上がった青葉の目は涙目で、打ちどころ悪かったんだなぁ・・・敵に回したら明らかにダメだろ!?2人を余計な一言で敵に回すから・・・そんな目にあうっつうのに

「いってぇよ!!!木刀でも本気でやられたら痛いんだからな!!」

「そんなのは知っている」

「鬼か!!!」

必死な青葉の叫びを無視してディネアの元へ行タオルとドリンクを貰いに行っている

「次は師匠といずみだな・・・ありがとう、ディネア」

タオルを受け取った後口元が少し緩んでいる、その姿も美しいことで世に言う美人は何をしても美人ってのは本当なんだと思い知らされる

「青葉」

砂夜の声が唐突に聞こえた後何の素材かは判断出来ない長めの棒状の物が降ってきた

これで戦えということか

凛とした空気を纏って砂夜は

「よろしくお願いします」

真剣な表情で俺に言う
たとえ弱い相手だろうと真剣な表情

「お・・・お願いしゃす!!」

釣られて俺も挨拶?をする

スッと構えるだけでも凛として綺麗な砂夜を見て師匠がこれだと弟子もこうなのか・・・と謎の方向に考えが飛んでしまう