ヒーローになりたかった

いったい、何が起きたのだろうか
乾いた音と何か光の筋が見えた気がする
俺に対して余裕ぶっこいていた女は



頭から血を流して





倒れた





「隊長オオオオォォォッ!!!!」





男の子声が夜の闇に消えることなく響き続けている





コツコツとヒールの音が俺の方に来てようやくヒールの音の正体が判明する


長く、綺麗になびく夜の空のような黒ただ、少し青っぽい?

はっきりと見えたのはあか、紅の左眼が俺を見下ろしている