東堂くんは喋らない。





「けっ!決して嫌じゃないよ!?嫌じゃないけど、嫌じゃないけどこうさ、やっぱ男女で二人っきりの夏祭りってなんか意味ありげというかワケありというか一夏の思い出っていうか…!」



…誰か助けて…自分でもテンパりすぎて何がなんだか…!




「…何言ってんの?あんた」



すると東堂くんに誰もが思っているであろう疑問をぶつけられた。



「いや、つまり私が言いたいのは…!」



「…俺が言ってんのは、焼きそば食わないか、って話なんだけど」




「そう焼き…!…焼きそば?」