だって、普通の高校生が黒スーツ着るはずがない…



もしかして…。



「隼斗ってホスト…?」



あたしの頭の中にはそんなことが思い浮かんだ。



隼斗と悠李はそんなあたしの発言に思いっきり吹き出した。



…何よ。失礼な。



「な訳ねぇだろ??お前の思考回路どうなってんだ?ハハッ」



隼斗に馬鹿にされたようでムカツク。



「だって、普通の高校生が黒スーツ着るはずがない。」



「普通の高校生でも着るんだよ。お前は色々と考え過ぎなんじゃね?」