押しのけようとしても女のあたしじゃかなわなくて。



力が抜けそうになる…。



その時、誰かに引き剥がされた。



「そこまで!隼斗は止まんなくなってここでヤるとこみせられて困るしな」



どうやら優馬が引き剥がしてくれたみたいだ。



「みんなが見てるのに!!もう隼斗とキスしないから!!」



あたしが意地張ってそう言うと隼斗はニヤリと口角をあげて、



「キス禁止ならヤラせてはくれんだ?」