「何が助けてよ…あたしに何一つ愛情なんか注いでこなかったくせによくそんなこと言えたわね!!」

 


あたしだって、嫌われてても母親らしくして欲しかった。




一緒にご飯だって食べたかった。




「もう…あんたなんか母親じゃない。縁を切ります」


 

これがあたしが決めた結果だった。 




「じゃあ、美麗はうちで引き取ります」

  


隼斗は母親にそう言った。



「母親らしいことしてやれなくてごめんなさい…。」