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あたしは、重い体を起こして学校へ行く準備をする。



本当は学校なんか行きたくないけど卒業してこの家からさっさと出て行きたい。



それにはお金が必要だからね。



仕事もしないといけないし、もうすぐの辛抱だ…。



そんなこと思えばへっちゃら。



あたしは、仕事で寝てる母親を起こさないように静かにご飯を食べてから家を出る。



学校までの道のりは歩いて30分ほどでつく高校。



学校へ着いたらとりあえず下駄箱に入ってるのは嫌がらせの紙。