【完】翼をくれたキミ

隼斗の顔は今まで見たことないくらい怒りにあふれていて、みんなは一気に誠と幹部達に殴りかかった。



「美麗ちゃん。こっち。」



悠李が、あたしを端の方に連れてくる。



「…ご、めんなさい…。」



あたしはそんなことしか言えなかった。



本当は、助けを求めてた。



誰かに必要とされたかったんだよ…っ