【完】翼をくれたキミ

ガタンっとドアが蹴りあげられる音が聞こえ、ドアの方を見ると心配したような隼斗達がいて。



「美麗ちゃん…。無事で本当よかった」



悠李があたしの体をギュッと抱きしめてくれる。



なんで…、あたしなんか助けに来るの?



あたし、みんなを騙してるんだよ?



なのに、なんで。



「美麗…良かった。」



みんな心配した顔であたしに駆け寄ってくる。



「守れなくてごめん…美麗。」



優馬はやるせない、そんな表情であたしを見てきた。