【完】翼をくれたキミ

【 美麗Side 】




「んっ…。」



起きるとそこは汚い倉庫だった。



あたし、あの後どうしたんだっけ…。



もしかして、これは誠の仕業…?



「美麗やっと起きたの?」



「…誠」



「嬉しいなぁ、また俺の名前呼んでくれるなんて」



そこには、あたしの嫌いな誠がいて。



金髪にブルーの瞳。



人間離れしたこの綺麗な容姿。



間違いなく、王牙の総長、小田島誠だった。