【完】翼をくれたキミ

後ろのほうを見ると優馬がいた。



「もう授業終わってる」



「嘘!?」



あたし何時間ここにいたんだろ…。



屋上は基本誰も入っちゃいけないからここまではチャイムは聞こえないのかもしれない。



時計も見てなかったし…。



「ホント」



「授業、出なきゃな」



あたしはそう言って屋上から出ようとすると優馬に腕を掴まれた。



「優馬…?」