うわっやべえ



日誌書くの忘れてた



それに気づいたのが帰りのHRの途中



今日のところを開いてみると、驚きの白さ



ため息をしてカバンにしまった筆箱を取り出し、急いで書き始めた



「あれ?まだいたんだ」



顔を上げるとドアの前に彼女が立っていた



ニコニコと俺に話しかけながら、こっちへ歩いてくる



彼女の中で俺は他の奴より特別な存在になれてるんじゃないかと思っている



女子ともあまり話さない彼女



その無邪気な笑顔は俺だから見せてくれてるんだろうか



そんな可愛い顔されたら