「奈菜ちゃん!!遅かったね。
何してたのー!?」


私と青木先生の目を見て絵里さんが
怪しそうな顔で見てきた。



「うーん!?知りたい??言いたいけど
言わなーい!!」



当然何も無かった。
2人を見守り続けたのだから。



「聞きたいなぁ~…」


いじける絵里さんは凄くキラキラした
目をしていた。



「それより隼人と絵里は
どうなったんだ?」


青木先生は何事も無かったかのように
広松先生に問いかけ始めた。