「そこの二人も」
「いえ!礼を言われることなどっ……」
そんな声を背中に受けながら恭時は、走らずにできる限りの早歩きで月華と龍堂の元へ向かう。
中々進まない距離に彼自身が苛々しているのが表情で分かる。
彼が走らずに向かっているのには、ちょっとした理由があるのだ。先程も説明した通りまずここを真っ直ぐ行けば真哉家幹部達の居場所へ辿り着く。そこが問題だ。
実を言うと恭時も幹部の一人なので、別にそれだけなら走って行っても問題は無いのだが、幹部の中の一人に少々めんどくさいのが居るのである。
「クソッ……アイツさえ居なければっ」
「いえ!礼を言われることなどっ……」
そんな声を背中に受けながら恭時は、走らずにできる限りの早歩きで月華と龍堂の元へ向かう。
中々進まない距離に彼自身が苛々しているのが表情で分かる。
彼が走らずに向かっているのには、ちょっとした理由があるのだ。先程も説明した通りまずここを真っ直ぐ行けば真哉家幹部達の居場所へ辿り着く。そこが問題だ。
実を言うと恭時も幹部の一人なので、別にそれだけなら走って行っても問題は無いのだが、幹部の中の一人に少々めんどくさいのが居るのである。
「クソッ……アイツさえ居なければっ」


